WiFiルータのサポートに連絡

そこでネットに接続する方法をWiFiルータのレンタル業者のサポートに連絡して聞くために公衆電話から国際電話をしようと思い公衆電話を探した。

しばらく空港内をうろうろしていたら公衆電話らしきものを見つけたのでかけようとしたら、女の人がそばに寄ってきてどこにかけるのか聞いてきた。 日本へかけたいと言うと「だめです、長距離は使えません」と言ったのでかけるのをやめた。

公衆電話から立ち去ろうとしたら女の人がついてきたので、WiFiルータを使ってネットに接続できないので日本のサポートに連絡を取ろうとしたということを説明した。すると女の人は自分のスマートフォン(たしかアイフォンだった)で連絡を取ろうと言ってくれた。そこでWiFiルータについていた説明書にあったサポートの連絡先番号にかけてもらった。

説明書には2つ電話番号があったが、最初にかけたところはつながらず、2つ目の番号にかけたところサポートにつながった。電話ではWiFiルータの通信状況を遠隔で見るのでかけ直すと言われた。かけ直すと言われても、このスマートフォンは自分のものではないのでそのことを言うと、説明書にあるトラブル対応を試してみてくださいと言われたので、とりあえず試しますと答えて電話を切った。

かけ直してもらおうかとも思ったが、電話の最中に女の人が横で「国際電話高い、高い」と日本語で言っていたので、これ以上迷惑はかけられないと思いかけ直してもらうことはやめた。

問題発生

航空券の受け取りは翌日の15時からということだが出発は翌日の17時なので空港で24時間待ちになってしまった。
空港を出て上海の街に行ってどこかで泊まろうかとも思ったが、下調べもしていないし、どこに行けばいいかもわからないのでとりあえず空港内に留まることにした。

しばらくして宿泊所の予約を変更しないといけないことに気がついた。本来、今日の夜に広州に到着しチェックインするはずがチェックインができなくなり宿泊予定も1泊になってしまうのだった。連絡をしておかないと予約がキャンセルになってしまうので、旅行会社の緊急連絡先に連絡をしてみることにした。

通信手段としては海外で使えるWiFiルータを レンタルで持っていっており、WiFi経由でネットに接続してスマートフォンのIP電話アプリを使う予定だった。

WiFiルータを取り出して電波の状態を見ると、バーが2つぐらいになっていて電波は受けているようだったのでスマートフォンの接続設定をして使おうとしたのだがなぜかネットに接続することができなかった。

WiFiルータのレンタルは以前台湾に行ったときにも使ったことがあり、その時はスマートフォンの接続設定をすれば何の問題もなくすぐに使えていたので、今回も同様に使えると思っていただけにどうしようか困ってしまった。

ネットに接続できないというのは大きな問題だった。IP電話が使えない上に、出発前に旅行に関するいろいろな情報をエバーノートに入れておいたものが見られないということもあった。

次の便への変更

仕方ないので次の広州行きの便がないか聞いたところ、「ワンフライト」(1日1便)と言われた。

ということは次の便は翌日の17:05発19:40着だけということで24時間待ちということに・・・

ショックでしばらく呆然として、これからどうしようかとカウンターの前で立ちすくんで考えていたら、受付の人が自分が持っていた航空券予約用紙を要求してきたので手渡すと何かの説明が書かれた紙を渡して、明日これをもって航空券を受け取りに来てくださいと言った。どうも翌日の便に変更してくれたようだった。

ありがたかったのですが、よく考えてみると明日広州空港に19時40分に到着しても目的のイベントが19時30分から始まる上に、広州空港から会場まで1時間以上かかるため会場には21時ぐらいの到着になるので、全然間に合わないことになってしまうのだった。

当初の予定では1日早く現地に行き翌日の昼間は観光でもしようと思い航空券や宿泊所を確保していたので日程としては行くことができるのだが、肝心のイベントの時間に間に合わないようでは行く意味がなかったのだけれども受付の人が勝手に(親切に?)便を変更してくれたので仕方なくそのまま現地に行くことにした。

1日目:昼:日本出発→夕:上海空港着
2日目:夕:上海空港発→夜:広州空港着→夜:?イベント→夜:宿泊所チェックイン
3日目:昼:宿泊所チェックアウト→夕:広州出発→夜:上海空港着
4日目:朝:上海空港発、昼:日本帰国

ようやく出発したが・・・

14時20分頃飛行機が到着し搭乗口の入り口が開き飛行機へ乗り込むことができた。

14時40分頃ようやく出発した。上海浦東国際空港に到着したのは自分の腕時計では17時15分頃だった。乗り継ぐ予定の飛行機は17時05分だったので出発の時間が過ぎてしまっていた。

もうだめかと思っていたら上海浦東国際空港に到着して空港にある時計を見ると16時20分となっていた。

よく考えると日本と上海の間には1時間ほどの時差があり上海は日本より1時間遅れているので、日本時間で17時ということは上海では16時なのだ。ということは17時の飛行機に乗れるのではないかと思い、入国手続きを済まして空港内に入ると急いで次の便の航空会社のカウンターに聞きに行ったが、飛行機の搭乗受付がクローズとなっており乗ることができなかった。

もう少し早くカウンターに来ればよかったのかもしれないが乗り継ぎのためにはいったん入国手続きをしなければならず、そのために手荷物検査やパスポートチェックなどでいちいち並ばなければならないので時間がかかってしまった。

それに上海浦東国際空港はかなり大きな国際空港なので移動するのも大変で、人も多く待ち時間も長くなってしまった。

いよいよ出発の時間

飛行機の出発の時間は13時30分だったので、昼頃になると待合所の所にはたくさんの人が集まりだしました。自分がここに来た当初はガランとしていたのが、まわりはすごいたくさんの人になりました。家族連れやスーツを着たビジネスマンや遊び仲間等いろんな人がいました。

いよいよ出発時間近くになると搭乗口への入り口の前に列ができて並び始めました。自分もすぐに並ぼうかと思ったが先に並んだところでいい席になるわけでもないので、入り口が開いて入り始めてから並ぶことにしました。

もうそろそろ搭乗口への入り口が開く時間だなと思って列を見ていたら、なぜか並んでいた人が列から離れだして、しまいには列がなくなってしまいました。

どうしたのかなと思っていたら、案内放送があり上海からこちらに向かう飛行機が天候不良のため離陸が遅れたとのことで30分遅れということでした。まあ30分遅れなら大したことないなと思い、また席に戻って待つことにした。

30分ほど待って14時になったがまだ搭乗口への入り口が開かない。するとまた案内放送があり飛行機が遅れておりもうしばらくお待ちくださいとのことだった。

いったいいつまで待つのだろうかと少し不安な気持ちになってきました。というのも上海で広州行きの飛行機に乗り継ぐ予定でしたが、乗り継ぎの時間が2時間しかなかったのです。

空港内はとても広い

しばらく待合所の椅子に座っていましたが退屈なので、空港内にはめったに来ることもないだろうと思い周辺を見て回ることにしました。

食べるところがあまりなくショッピングの店や免税店などが多く、食べれるものを売っていたのは小さな売店みたいなところだけでした。そこでお茶とおにぎりを買って食べました。

空港内はとても広いのですがそんなに店はなく待合の椅子が多くあるだけで面白くもなくうろうろしていても疲れるだけなのでまた元の待合所に戻り椅子に座って時間を待ちました。

待合所の外側はガラス張りになっていて外の景色がよく見えるのですが、外では大きな飛行機が何台も行き来していました。

出発当日

当日はすごくいい天気でした。飛行機の出発時間は昼過ぎだったのですが自宅から空港まで1時間ぐらいかかるので早めに空港に行こうと思い朝早くに家を出ました。

空港まで電車で1時間ほどで到着しました。この空港へは以前台湾ツアーの時に来たことがあり、その時は空港行きのバスが自宅近くの駅から出ていたのでそれを利用しましたが、今回は電車で行きました。

電車を降りると空港への入り口はすぐでした。空港へ入る前にまずお金を中国元に交換しておこうと思い両替所に寄りました。そんなにお金を使う予定がなかったのでとりあえず5000円ほど両替しておきました。それとレンタル予約しておいたWiFiルータも近くにある窓口で受け取りました。

次に航空会社のカウンターに行き予約しておいた航空券を受け取りに行きましたが、日本から上海までの航空券はもらえましたが、上海から広州までの航空券は上海の空港で発券するとのことでした。

出発まではまだまだ時間がありましたが早めに行き待合席かどこかで待っておこうと思い搭乗ゲートに入り自分が乗る飛行機の搭乗口への入り口の所へ行きました。

空港の待合所はものすごく広いのですが、自分が乗る便のところはがらんとしていてまだ4,5人しかいませんでした。そこでしばらく待つことにしました。

後は出発日まで待つだけ

いよいよ準備ができたのですが、やはり不安はありました。

海外旅行に何度も行く人にはわからないと思いますが、正直はたして生きて日本に戻って来れるのだろうか?などと思うこともありました。

飛行機が途中で墜落したとか、旅行中に現金やパスポートを取られた等など・・・

それと航空券を予約した後に旅行保険の紹介が出てきましたのでそちらの保険にも加入しておきました。自分にもしものことがあったら家族に迷惑をかけないようにと・・・

大げさかもしれないですけれども、以前行った台湾ツアーは団体で、添乗員や案内人も複数いたので気にならなかったのですが今回は全くの一人での旅行なのでどうしても不安になってしまいました。

でもまああまり考えすぎないようにして出発日まで過ごすようにしました。

広州旅行の準備2

次に実際に持っていくものも用意しないといけないので揃えることにしました。

といっても以前台湾に行ったときはいろいろなものを持っていくために大きなキャリーケースをわざわざ買って、飛行機に乗るときは預けて乗りましたが、実際行ってみると必要なものはそんなになかったし、飛行機を降りたときに荷物を受け取るのが面倒(コンベアーから自分のものが流れてくるのを待つのが面倒)なのとがあったので、今回はリュックサックだけで行くことにしました。

実際いるものは下着と靴下とタオル、スマートフォン、モバイルバッテリーぐらいでした。
それと充電器を使うためには海外ではコンセントの形状が違うことがあるのですが、調べたところ日本と変わらないということで用意しませんでした。

後、通信については以前台湾に行ったときに使ったのですが、海外で使えるWiFiルータを今回も予約しました。受け取りは出発当日空港で受け取ることにしました。通信については国際ローミングとかいう方法もあるそうですがこちらはお金がかかるみたいなので止めときました。
緊急時などの電話連絡についてはIP電話が中国からも使えるということが書かれていたので利用することにしました。

そうそう肝心のパスポートですが以前台湾に出かけたときにパスポートを取得していて、今回まだ期限が切れていなかったので持っていくだけでした。

それといつでも時間が確認できるようにカシオの安い腕時計を買いました。日本ではあちこちに時計があるし、最近はスマートフォンで時間を見るのがほとんどで腕時計を持っていませんでした。

広州旅行の準備

いよいよ旅行することになったので、旅行の準備をしないといけなくなりました。

DeNAトラベルでは海外旅行の準備について紹介しているページがあるのでそちらを見たり、個人のサイトで中国旅行について紹介しているサイトなどを参考にいろいろ見てみました。

広州の地下鉄についてはネットで路線図があったのでそちらも参考にしました。また地下鉄の乗り方を紹介しているサイトもありました。そこで初めて地下鉄に乗るには日本では切符を買いますが中国ではトークンというものを自動販売機で買いそれを改札に当てて通るということも知りました。

会場や宿泊所への歩く道順はグーグルマップで調べたのですが、地名がすべて中国語なので画像で周辺地域をエバーノートに保存しておきました。

空港での時間待ちについては、自分の場合は上海の空港を経由するのですが行きも帰りも上海の浦東国際空港になったので、その空港での長時間の過ごし方を紹介したサイトを参考に見ておきました。上海浦東国際空港はかなり広い空港でお店もいくつかありコンビニもあるということがわかりました。

せっかく中国に行くのだから一眼のデジカメを持って行ってあちこち撮影してこようかと思ったのですが、サイトをいくつか見ているとやはり中国であまりあちこち撮影するのはよくないと書いてあるところがあったので、今回はスマートフォンのカメラで済ますことにしました。